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2014.11.7

部分ウィッグをおしゃれ感覚で!

こんにちは、倉田です。

 

今回も、前回に引き続き、髪のボリュームについての話をさせていただきますね。

実は、この間嬉しい話を聞かせてもらいました。長く担当させてもらっているモデルさんからです。

モデルという仕事は、その現場現場で、いろいろなヘアスタイルにアレンジをされます。なかでもファッションと相性のよい、「ひっつめ」のスタイルをすることも多いのですが、このモデルさんは、生え際の薄い部分が気になり始め、自分でもコンプレックスに思っていたそうです。僕も現場で気になり、髪の分け目を変えたり、カラースプレーやアイシャドーを塗ったりと、なるべく撮影では目立たないように工夫をしていました。

そのモデルさんがサロンにいらしたときに、おすすめしたのが、前回も紹介した“アヴェダ”の「インヴァティ スカルプエッセンス」です。この「インヴァティ」は、髪と頭皮のエイジングケアのためのシリーズで、エッセンスには、ターメリックやジンセンなどを含む植物由来の成分が配合。フケやかゆみ、薄毛、脱毛を予防し、美しく健康な髪を育むための最適な頭皮環境へと導きます。頭皮全体に数回スプレーし、指の腹でもみ込むようにマッサージするだけで、使い方も簡単。

モデルさんも真剣に使ってくれたみたいで、しばらくして一緒の現場になったときに「見て、髪が生えてきたの」と喜んで話してくれました。本当に薄くなっていた部分が濃くなっていて、「ああ、おすすめして本当によかった」と思いました。薄毛や髪のボリュームでお悩みの方は、まずは日常のヘアケアを見直し、頭皮のお手入れをぜひ試してみてくださいね。

 

そして、今回はもうひとつ「ウィッグ」のお話をさせていただこうと思います。女性のためのウィッグ。最近は、よく新聞やテレビなどでも目や耳にする機会が多いのではないでしょうか?

20年以上前の話ですが、仕事でパリやニューヨークに行くたびに通っていた場所があります。それはウィッグを取り扱っているショップ。その頃はまだ日本には良いウィッグがなく、演劇やショービジネスが盛んなパリのマレ地区やニューヨークのオフオフブロードウェイまで足を運び、品質の良いウィッグやつけ毛を買ってきては、撮影のテーマや衣装に合わせてカットしたり、カールをつけて加工して使っていました。

撮影のときはデフォルメしたほうがカッコイイので、この加工がポイント。長さのカットはもちろん、地肌の部分も欲しい部分だけ切り取って、切った髪を前髪や襟足にしたことも。そして、カールやウェーブを出すのに、パーマやヘアアイロンなどの強い熱は当てられないので、お箸やロッドに髪を巻き付け、蒸気を当てたり、お湯につけて、イメージのヘアスタイルを作ったものです。でも、いちばん大変だったのは色と質感。部分使いの場合は地毛と色を合わせるために、全体にカラースプレーをかけたり、ツヤを消すためにメイクのフィニッシュパウダーを揉んだりと、本当に試行錯誤でした。今となっては懐かしい想い出です。

時代は流れ、今、ウィッグは色も質感も大きく進化! とくにオーダーの部分ウィッグは、すごく自然なものが多く、日常使いにもおすすめです。髪の薄い部分をカバーして、ふんわりとボリュームをアップさせたり、前髪を作ったり、長さの調節でイメージチェンジが手軽に、そして自由に楽しめます。

「アンフルラージュ」のサロンでも、オーダーの部分ウィッグの取扱いを始めました。30色から3色選び、その色をブレンドしながら作るので、違和感のない色みを作り出すことができます。質感もツヤを地毛に合わせて調節。とても自然な仕上がりなのです。そしてお手入れも簡単。耐熱ファイバーなのでシャンプーの後ドラーヤーやアイロンを巻くこともできます。

自分らしさをヘアスタイルで表現しながらも、ときにはウィッグで冒険を。メガネと同じような感覚で、気軽にファッションとして楽しんでみてはいかがでしょうか?

「アンフルラージュ」の2つのサロンでは、しっかりと勉強したスタッフがおり、個室もご用意しております。「薄毛を目立たなくしたい」「興味があるので、ウィッグを試してみたい」「どんなウィッグが似合う?」等々、お気軽にご相談ください。