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2016.6.21

かゆみ、ニオイ対策はシャンプーから

こんにちは。「ランジェ店」の佐藤学です。

一日ごとに日射しが強くなり、季節は春から夏へと移り変わっていくのを感じます。
蒸し暑い日も多く、汗をかいて、頭皮のかゆみやニオイが気になるという人も多いのでは?

そこで、今回はかゆみやニオイを防ぐために実行したい、毎日のシャンプーの仕方についてご紹介します。
まず、シャンプーをするときに髪をよく濡らして欲しいのですが、このときのお湯の温度は38℃ぐらいに。熱すぎるお湯だと、髪の毛のキューティクルが立ち上がり、膨潤してしまい、ダメージの原因につながります。体温に近い温度に調節し、手の中にお湯をためるようにして、優しく髪全体を濡らします。
シャンプー剤をつけるのは、髪の毛ではなく頭皮。指の腹でマッサージするように優しく洗います。ワックスやスプレーなどのスタイリング剤をつけている場合は、シャンプー剤を頭皮につけたあと、毛先にもなじませ、軽めにすすいでもう一度シャンプーを。スタイリング剤だけでなく、頭皮から分泌する皮脂や汗もシャンプーの泡立ちに影響します。とくに夏場は、1回目は軽めに洗い、2回目のシャンプーで、優しく、でもしっかりと頭皮を洗うことをおすすめします。
すすぎは、最初に髪を濡らしたとき同様に、まず全体を濡らします。頭皮に手を入れながら、マッサージをするように、髪の根元からすすぐこと。シャンプー剤が残ってしまうと、かゆみの要因にもなります。
その後、ダメージへア用、乾燥ケアなど、髪や頭皮の状態に合わせて、トリートメントをセレクト。トリートメントは基本、根元ではなく、髪の毛の中間より毛先につけます。また、頭皮ケアを目的にしたタイプの場合は、頭皮をマッサージするように優しくつけます。ときどき、お客さまから「たっぷりつけたほうが効果があるの?」という御質問をいただきますが、トリートメントは量よりも放置時間が大事。パッケージに表記された量をムラなくつけ、きちんと時間を置いて浸透させることで、効果がアップします。開いたキューティクルを整え、失われたタンパク質を補い、髪のpHを弱酸性へ。すすぐときは、シャンプーのときと同様に優しく。頭皮につけるタイプの場合は、ヌメリや不快さがない程度にすすいでください。
その後、髪の状態に合わせた洗い流さないトリートメントや頭皮ケアアイテムをつけ、髪を乾かします。ドライヤーをかけるときは、まず頭皮から乾かすこと。頭皮が濡れている状態が続くと、細菌が発生しやすくなり、かゆみやニオイが発生しやすくなります。

シャンプー剤もトリートメントも、さまざまな種類があります。ご自身の悩みや髪質に合わせて選ぶことがいちばん。どんなへアケアアイテムを選んでいいのかわからないという方は、ぜひお気軽にスタッフにご相談ください。

シャンプーはへアケアの基本。
自分の髪に合った商品を選び、正しくお手入れをすることが、
なによりも美しい髪をキープすることにつながります。