2017.7.18
こんにちは。佐藤学です。
梅雨明け前から、蒸し暑い日々が続いていますが、
いよいよ、本格的な夏ですね。
夏のファッションに合わせて、ヘアスタイルも普段とちょっと変えてみてはいかがでしょうか?
ワンポイント変化をつけたり、アレンジによっても気分が変わります。
大人世代に向けておすすめしたい、夏スタイルをご紹介。
年齢とともに、肌同様に、髪もエイジングが気になりますよね。
太かった毛質が細くなったように感じたり、ツヤがなくなり、パサつきが目立ったり、
そして白髪が出てきたりします。
今回、ご紹介するのは、これらのエイジング悩みに向き合い、
作り込んだスタイルではなく、どこか抜け感のある、艶やかで軽やかさのあるスタイル。
夏らしく、涼しげで、若々しい印象を作り上げる、ショートとボブのスタイルになります。
1 ショートスタイル
ショートスタイルは、風が吹き、髪が乱れても、頭の形を丸く見せるデザイン。
個人個人の頭の形にもよりますが、クセを活かし、立体感を表現してカットしています。
毛先を外し、髪の根元、中間にパーマをかけることで、自然なボリューム感を演出。
自然に立ち上がる髪質の方の場合は、カットのみでもふんわりとしたボリュームを作り出すことができます。
白髪や自毛が伸びてきた際に目立ちにくいように、根元は暗めのオレンジベージュにカラーリング。
アイラインの延長、ハチまわりには、ツヤを表現するハイライトを入れています。
全体は明るいオレンジベージュで、夏の軽やかなファッションにもよく似合います。
2 ボブスタイル
ショートと同じく、風が吹き、乱れたシルエットになっても、手ぐしでなでおろすだけで、頭の形や顔立ちになじむデザイン。
直線的なボブスタイルもステキですが、その人に似合うように、長さを左右で微妙に調整し、
カットラインを不揃いにしているのが特徴です。
髪全体に空気感を感じるようにカットで土台作り。
クセのある方はクセを活かし、内側に収まるようにカットしたり、ボリュームが出るように作っています。
髪がタイトにぺたっとなりやすい方の場合は、髪の根元、中間にパーマをかけ、ボリューム感を出しますが、
髪の重なりやダメージ具合で調整するのがポイント。
カラーリングは明るいオレンジベージュ。ショート同様に白髪や伸びてきた自毛がなじむように、根元はやや暗めに仕上げます。
フェイスライン内側、アイライン延長には、オレンジブラウンのローライトを入れ、デザインの立体感を出し、骨格を調整します。
ハチまわりには、オレンジベージュのハイライトを入れて、ツヤを表現。
明るい夏の日射しにも映える色です。
ふたつのスタイルは、どちらも自然体をテーマに、立体感と空気感を大切にしたデザイン。
スタイリング剤を使って作り込まなくても、再現しやすいように作ってあります。
洗い流さないタイプのトリートメント、ツヤ出し用のオイルなどで、簡単にスタイリング。
普段お使いのハンドクリームやリップバームなどを使ってもいいと思います。
髪の根元以外になじませて、手ぐしで整えるだけでスタイリングは完了。
季節柄、紫外線対策のトリートメントなどを使うのもおすすめです。
夏の風に吹かれ、ナチュラルな雰囲気を楽しんでみたい方は、ぜひ。
エイジングでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。